しまねの和牛肉
しまね和牛肉の知識

●島根和牛の特長

 島根和牛は性質がおとなしいため飼育しやすく、また早熟早肥で体格・体型に優れています。過去8回の全国和牛能力共進会において内閣総理大臣賞を二度受賞するなど常に上位を占め、全国的に高い評価を受けています。その肉は、鮮やかな色合いときめ細やかな「霜降り肉」、深いコクと風味豊かな味わいが特徴です。

おいしさの秘密

 平成14年度に開催された和牛のオリンピック「第8回全国和牛能力共進会」の肉牛部門において、全国トップである「農林水産大臣賞」を獲得しました。

おいしさを味わう料理のコツ

 しまね和牛の大きな特徴は最初、口に含んだときのうまさが普通の肉よりも持続するという点です。その風味を失わないでさらに生かすためには、料理法にもちょっとしたこだわりが必要です。まず、肉の持つ風味を損なわないために、「火加減は最初から強火の遠火でじっくりと」が基本です。また、風味と肉の柔らかさを保つために(肉汁が溶け出すのをふせぐため)、塩は最後に振ることです。以上のように肉の持つ自然の味をうまく利用することが、しまね和牛のおいしさを味わうコツです。

肥育環境の秘密

 島根の子牛は大変に温順な性格で飼育しやすく、早い時期から大きくなる資質を有しており、以前から全国各地に出荷され好評を得ていました。
 この子牛に、大麦、とうもろこしなどの穀物飼料を与えて2年近くじっくり仕上げ、出荷された県内産のもので一定の規格以上のものを「しまね生まれしまね育ち」の「しまね和牛肉」として販売しています。

知っていますか 島根和牛の歴史

 古くからたたら製鉄の主産地だった出雲の山間部では、輸送手段として多数の牛馬が不可欠な存在でした。そのため牧畜も盛んでしたが、中国山地が和牛の産地として、全国にその名を馳せるのは近世の中期以降のことです。延慶三年(1310)の「国牛十図」では、出雲・石見が、また応安二年(1369)の「駿牛絵図」では出雲が良牛の産地としてあげられています。江戸時代、松江藩は雌牛を買い上げ、田畑の肥料として牛糞を有効利用する目的で、仁多、大原、飯石・神門などの生産農家に飼育させていました。
  昭和三十年代に入ると、役用としての需要は激減し、和牛は肉用へと経済的性格を変化させていきました。その後の改良の成果が実り、第七糸桜号を代表とする優秀な種雄牛が誕生し、「しまね和牛」の名声は全国にとどろき、現在に至っています。

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